ハリマ化成の事業内容を伝え
製造所と地域を笑顔でつなぐ
加古川製造所総務課
芥 香純
Interview 社員インタビュー
Profile
2009年の入社以降、総務課で勤務。製造部門を支える総務・経理業務に加え、工場案内や地域のイベントの企画・運営も担う。「困っている人を助けたり、頑張っている人を支えたりする仕事がしたい」と、地元企業だったハリマ化成に入社した。
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業務を通じて心掛けていること
自社の取り組みや事業内容を
工場見学のお客様に伝えるバックオフィス部門として伝票や経費の処理、勤怠管理などを行いハリマ化成の基幹工場である加古川製造所を支えています。他に、製造所内の案内も担当しています。
加古川製造所には、一般の方やお取引先様など、多い時で年間約500名の見学のお客様がいらっしゃいます。どなたにも共通してお伝えしているのは、当社が松から得られる自然の恵みから、化学製品を作っていること。さらに、それぞれのお客様には来社される目的がありますから、それに沿ったご案内ができるよう、その都度入念に準備をしています。例えばお取引先様のホームページを見て情報を収集することはもちろん、お取引先様に取り扱いいただく当社製品について工場担当者に教えてもらったり、営業担当者から話を聞いたりして、その内容を案内に盛り込むこともあります。 -
成長につながったエピソード
人前で話すプレッシャーを
乗り越えて
反省点を取り入れ成長し続ける現在は月に数件、工場案内を担当していますが、100%うまくできたと思うことは今でも少ないです。案内後に振り返り、良い点は継続して行い、反省点は今後の課題として改善するようにしています。
加古川製造所では2011年頃から工場案内により力を入れているんです。それまでと違い、シナリオは手に持たず事前に暗記し、お客様に伝わりやすいよう身振り手振りを交えて説明し、足元に段差がある場合の注意喚起などのホスピタリティにも気を配るようになりました。
実は私は昔から、人前で話すのが苦手でした。最初はプレッシャーから緊張してうまくいかず、つらい思いもしましたが、先輩にアドバイスをもらいながら、少しずつでも向上できるように、努力を重ねました。見学のお客様に拍手をいただいたり、「来て良かった」と言っていただけたりしたときは、本当にうれしかったですね。その経験を糧に練習に励んでいます。 -
業務にやりがいを感じる瞬間
製造所と地域とのつながりを
生み出す体験型イベント地域と関わるイベントの企画・実施も総務課の役割です。化学工場はどうしても閉鎖的になりがちですが、加古川製造所が長年操業を続けられているのは地域の皆様のご協力があってこそ。2019年には、製造所の北側の敷地に1,900平方メートルの「マリーゴールド園」が開園し、地域の皆様に親しんでいただいています。
地域のイベントで企業ブースを出展するときは、一人でも多くの方に楽しみながら当社の事業内容や取り組みを知っていただけるよう、体験型の企画を実施。当社製品である、紙のにじみ止めや紙力増強剤を紙に添加してもらい、添加前後の違いを実感してもらいます。毎年いろいろな企画をしていますが、お子さんの目が輝いたり、親御さんに「去年も来たんですよ」などとお言葉をいただけたりすると、とてもうれしいです。 -
ハリマ化成の社風と、これからの目標
必要とされる
魅力的な人材を目指してハリマ化成の魅力は、何と言っても、人が優しいこと。業務の中でさまざまな人と接する機会がありますが、いつも明るく温かなコミュニケーションが実現できること、これこそ当社の社風だと感じています。
私はもともと、困っている人を助けたり、頑張っている人を支えたりすることにやりがいを感じる性格でした。社員をサポートする総務課の仕事は、ルーティンの業務だけでなく多岐にわたります。その都度適切な対応ができるよう、専門性を高め、スキルや知識を身につけるように努力しています。どんな些細なことでも相談してみようと思ってもらえる雰囲気作りや、必要とされ頼ってもらえる魅力ある人を目指しています。
Schedule
1日のスケジュール
8:00
朝礼後、業務開始。朝礼で総務課のメンバーの予定を把握し、それをふまえて一日のスケジュールや段取りを組みます。
8:30
メールチェック
9:00
来客がある日は、当日の対応について課内で共有し、分担して対応にあたります。
12:00頃
昼食は食堂でとることが多いです。食事以外の時間は、課員と会話を楽しんだりと自由に過ごしています。
13:00
来客対応や伝票・経費の処理以外にもイベントの企画や準備などその日の状況にあわせて業務にあたります。
16:50
退社。